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2004年10月 アーカイブ

2004年10月07日

ブルゴーニュ オー コート ド ニュイ 2002

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このサイト立ち上げから3本目。ようやく私の好きなフランス・ブルゴーニュのワイン。オー コート ド ニュイだ。
オー コート ド ニュイとは、コート ド ニュイ地方で作られたぶどうで出来ていれば、いちおうこの名前が名乗れることになっているが、同じコート ド ニュイでも、ピンからキリまであって、高いものは5000円以上。安いものは1000円以下だ。

今回のワインは、カルフールのワインフェアで見つけたもので、1000円以下のコート ド ニュイ。
はたしてどんな味がするのだろうか?

まずこのワイン、抜栓にてこずった。鉛のキャップが硬くて、ソムリエナイフで切れないのだ。
こんなワイン、いままで数百本のワインを開けてきて始めてだ。

どうにかこうにか栓が開いた。グラスにそそいでみる。きれいなルビー色だ。ただいかにも色が薄い。
香りはといえば、一人前に樽香なんかがしたりする。

口に含んでみる。うーん、やはり薄い。味が平板で奥行きがない。

チーズとあわせるとどうかと、チーズを食べながら飲むが、完全にチーズの味に負けてしまっている。

まあ、1000円以下のデイリーワインなのだから、こんなものなのだろうが、オー コート ド ニュイを名乗るには、ちとつらいのではないか?

2004年10月17日

オレゴン・ピノ・ノアール(2002)/サヴィニ=レ=ボーヌ(1998)/ムルソー ぺリエール

041015_1955~01.jpg先だって、以前いた職場で働いていた、デザイナーの女性が会社を去ることになり、その送別会が開かれた。

彼女は私の影響で、ワイン好きとなり、それが高じてなんとワイン・アドバイザーの資格まで取ってしまった。
すでに師匠をはるかに越えてしまったのである。今回の会は楽しみではあるが、怖くもあった。

まあいい。楽しめればいいのだから。

ということで、まず1本目。

オレゴン・ピノ・ノアールの2002年を頼んだ。
アメリカ・オレゴン州では優秀なピノを産出する。もちろんフランスのものとは、大きく違うけれど、お味は!!

まず感じられるのは、アメリカのワインにある、深い樽香。シダー系の香りが印象的だ。続いてピノ独特の果実系の香りがやってくる。アメリカンチェリーにも似た味わいもある。
だが、ここまで。奥の深さを感じるような味わいはなく。ワインの温度が上がると、だれた感じになる。
このワイン、やや低めの温度がよいようだ。そういう意味では、この店は温度管理がしっかりしていると思う。

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いきなり変化球から入ってしまったので、今度は直球で勝負。

サヴィニ=レ=ボーヌの1級を頼んだ。1998年のワインなので、それなりに熟成も進んでいるだろう。

グラスにそそぐと、先ほどのオレゴンと比較すると、ややピンクがかった透き通った色。いくらかオレンジがかっており、やはり熟成が進んでいるのか?

ひとくち口に入れると。あきらかに違う果実味、深い余韻。開けたばかりでは、若干のカビくささを感じる。


それにしても同じピノでも、どうしてこんなに違うのだろうか?

しばらくするとかびくささも消え、濃厚な果実の甘みが増してきた。
同じブルゴーニュでも、コート・ド・ドールの力強いワインに対して、ボーヌのワインはより果実味が強く繊細である。

そして、瞬く間に2本目を終わる。実質飲んでいるメンバーは3人だけだからすごい。

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そして3本目。
ここでまた、本来なら選ばない選択をしてみた。赤を飲み続けた後に、白を頼もうというのである。
ただし、なみの白ではだめ。完全にまけてしまう。

実はみんなより早く到着し、ワインリストをじっくり眺めていたので、それなりに秘策があったのだ。

頼んだのはムルソー・ぺリエール。

白ワインでも、ピュリニ=モンラシェやムルソーなら、十分赤のあとに飲めるはずだ。

ワインアドバイザーの主役の助言で、デカンタージュしてもらうことに。

グラスに注がれたワインは、まさしく黄金色。
シャルドネ種のブドウを使った白ワインが、大抵辛口ですっきりした味になるのに対して、ピュリニ=モンラシェやムルソーの1級以上のワインは、濃厚でこくのあるワインになる。

口に含むと、洋ナシや蜂蜜、バターといった味わいがして、これが同じ白ワインとは考えられない。
予想通り、その前の赤ワインにぜんぜん負けていない。

それにしても偉大なワインだ。
ぺリエールはムルソーの1級でも、もっとも優秀な畑とされるが、さすがにそれだけのことはある。

みんなで、うまいうまいといいながら、あっという間に開いてしまった。

さてその次は‥


もう飲みすぎた、今日はこのへんでおしまい。

2004年10月22日

ペンフォールド カベルネ・シラーズ(2003)

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今回選んだのは、オーストラリアのペンフォールド カベルネ・シラーズ。
1000円以下で買えるバリュー・ワインである。
カベルネ・シラーズとは、まさしくカベルネとシラーズのブレンドなのだが、両者の比率はエチケットによると、ほぼ半々のようだ。

グラスに注いでみる。さすがに若いワインなので、インクを垂らしたような赤紫色。
香りをそれほどきつくなく、ややベリー系の香り。
一口含んでみると、かなりパワフルな感じ。アルコール分もかなりありそうだ。

最初は比較的きつい感じだったが、グラスに入れ数分すると、甘みも出てきて、口当たりも良くなってきた。
奥行きは感じさせないが、口当たりもよく料理に合わせやすいと思う。

今回たまたま夕食のカキフライに合わせてみたが、これがぴったりだった。
通常カキというと、シャブリなどの白ワインと合わせるものだが、フライにしたカキは赤でも合う。

カベルネとシラーズのブレンドが、どう影響しているかというと、カベルネの強さをシラーズで和らげている感じ。
フランスではこの合わせの品種に、メルローなどの品種が使われるのだが、オーストラリアではシラーズなのだろう。
今回初めて飲んでみたが、意外にいい感じだ。

このワイン結構コストパフォーマンスが高いと感じた。

2004年10月28日

ハングタイム ピノ・ノアール(2002)

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今回はカリフォルニアのピノ・ノアール。ハングタイムとは、積み取り時期を遅らせ、より完熟したブドウを使用したという意味のようである。

このワイン、製造元はロバート・モンタヴィだとか。

今日は夕飯のトマトパスタに合わせることにした。
栓を開けると、カリフォルニアワイン独特の樽香がぷーんと香ってくる。
色はやや濃いガーネット色で、ベリー系の味わいが強い。
グラスに注ぎしばらくすると、かなり甘みの強い果実香が感じられるようになってきた。

もともと、新大陸のワインは、気候的にも恵まれ、ブドウはより完熟した味わいになりやすいのだが、このワインは、よりブドウを熟成した感じが伝わってくる。

エチケットにある、ブドウをより完熟状態で刈り取ったということが、はっきりわかるワインだ。

いままで、何本のピノを飲んだかわからないが、この甘みはあまり感じたことのない新鮮なものだった。
口当たりが非常によく、飲みやすいと思う。

このワイン、2000円以下で購入でき、デイリー・ワインとしては、非常によくできていると思う。

ただ、これが本当のピノの味かというと、ちょっと?かな。
フランスのブルゴーニュ産のピノが持っている、繊細な香りや味はこのワインにはない。

できれば、そういうピノの魅力を知ってもらいたいのだけれど、そういうワインはそれなりに高く、温度管理も難しかったりする。

普段飲みなら、これで十分なのか?


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