もうずいぶん昔の話になるが、オーディオに凝っていた時期があって、引っ越しの際も、まずどこにスピーカーを置くかを優先させたものだった。
時代は変わり、あれだけお金をかけたオーディオ装置は、すべて手放してしまった。それと引き換えに、B&OのBeoSound1という高級ラジカセを購入したことは、かなり前にブログに書いた。
そのBeoSound1、今は妻と子供用のラジカセになってしまい、私の手元にはない。
ちょっと前からPCの前に置いて聞けるような、小型のスピーカーはないかと探していたのだが、ようやく決心がついて購入することになった。
購入の条件は、
1.比較的安価であること。
2.PCモニターの前に置くので、高さは20cm以内、幅、奥行きもなるべく小さいこと。
3.クラシックをメインに聞くので、これに合う音色なこと。音色的に国産はパス。
4.できれば防磁構造になっていること
条件のうち2のサイズが最優先、次は3の音色か?
以上の条件から事前に候補を絞ったところ、以下のような製品が残った。
1.B&W M1
2.アンソニーギャロ マイクロサテライト
3.オーディオプロ ALLROOM SAT
さっそく視聴に出かけたのだが、2のアンソニーギャロは、小型で魅力的なのだが、一見して作りがしょぼく、視聴前にパスした。
残りの製品は、ヨドバシAKIBA店にあったので、さっそく視聴させてもらう。
まずB&W M1 想像していたより大きい。サイズは想定条件をオーバーしている。デザインはいい。音的にはきれいな音を出すが、全体にパンチ不足。作りもPC用スピーカーみたいな感じ。スピーカーコネクターがスタンドに付いているので、我が家の環境では接続に問題あり。
オーディオプロのALLROOM SATはどうか?
小型で高さも小さい。意外と奥行きがある。
第一印象としてワイドレンジ、音域は高域に寄った、少し冷たい音色だが好みの音。もともとサラウンド用だそうだが、オケがさっと奥に広がり、音場型の表現が見事だ。サイズのせいか、低域は意外とスパッと切れている。
それ以外も視聴。
TANNOYのMercuryFR。オーディオプロとは反対に、暖色系の音色。低音がたっぷりと出て、オケの表現が見事。個々の楽器が強調される音像型のスピーカーだが、こういう音もいい。サイズは今回の条件では大きすぎる。
MoniterAudioのRadiusHD。やや硬調だがワイドレンジで、得手不得手がない鳴り方をする。これもよい。サイズは今回の条件では大きすぎる。
同じくMoniterAudioのR45。10cm角の小型スピーカー。サイズ的には問題ない(小さすぎるくらい)。全体にナローレンジで声の表現はいいが、オケはちょっとつらい。
(このスピーカーの名誉のため付け加えると、ツイーターが背面にあり、壁面の反射を利用して高音を拡散する仕組みになっているようだ。今回のような通常のセッティングでは本領を発揮しないと思われる。)
ということで、TANNOYのMercuryFRに惹かれた点もあったが、サイズ的に大きすぎ、結局我が家には、オーディオプロのALLROOM SATがやってきた。
現在音源はなさけないことに、IPODしかないので、これをPro-JectのDocBoxを介してアナログ出力させ、アンプはnuForceのicon。iconのスピーカー出力は特殊なので、専用ケーブルを使って、ALLROOM SATにつないだ。
結果は予想を超えるものだった。満足!!