ノイズキャンセリングヘッドフォンというのを使い始めた。
実は11月ごろにi-podを購入し、片っ端から過去のCDをi-podに移し始めたのだが、i-pod付属のヘッドフォンというのがひどい代物で、まともな音楽が聞けるようなものでなかったのだ。
過去に何度か、ウォークマン等のプレーヤーを電車に持ち込んでみたのだが、周囲の音がうるさく、ボーカル等の一定音量が続く音楽ならまだいいのだが、私が多趣味のため、クラシックを聴いたり、ジャズピアノを聴いたり、民族音楽を聴いたりといった用途には、まったく向かなかった。
音量が上がる部分にボリュームを合わせると、ほとんど音が聞こえず、かといって、小さな音に合わせると、音量が上がる部分で、ものすごい音量になってしまい、うまくいかないのである。
今回のi-pod購入は、むしろ車の中での使用を考えたのだけど、ヘッドフォンが改良されれば、電車の中でも使えるかも。
調べてみると、ノイズキャンセリングヘッドフォンというのが、売り出されていた。
もともとは飛行機の機内で、明確に音が聞こえるよう開発されたもののようだ。
何社かでこの手のヘッドフォンが売り出されているが、いずれもいかにもヘッドフォンという感じの、大型のもので、こんなものを車内に持ち込む気になれない。
ソニーが出しているノイズキャンセリングヘッドフォンには、この手のプレーヤーでも使用できる、インナーイヤー型があって、値段もそれなりにするのだが、購入してみることにした。
型番はMDR-NC11Aといい、8,000円程度だった。
さっそくi-podに装着し、電車に持ち込んでみる。ノイズキャンセリングを利かせるスイッチがあり、これを入れないと普通のヘッドフォンになる。
ノイズキャンセリングをオンにすると、かすかにサーっというノイズが聞こえ、音楽の音量が上がったようになる。外部のノイズは確かに下がる。
クラシックのオーケストラものでも、ピアニッシオモのときの楽器の動きがはっきり聞こえる。
ジャズピアノも実に明快だ。
ノイズキャンセリングを動作させるため、別途電池を入れる必要があるのがネックだが、単4電池1本で約40時間使用できるなら、まあまあだと思う。
もちろんノイズキャンセリングをオフにして、通常のヘッドフォンとしても使用できるのだが、とてもこの状態で使おうと思わないほど、効果抜群だった。